鈴鹿8耐 トップ争い感想

本日は年に1度の鈴鹿8時間耐久レースがあったので、作業はお休みしてそれをテレビ観戦していた。作業について書けることが全くないので、息抜きにレースの感想を書く。

 

予選ではカワサキチームグリーンがトップのタイムを叩き出し、ヤマハの4連覇を阻む可能性が高いのはここかなと皆思っていたことだろう。

 

実際、カワサキはポールポジションから良いスタートを決め、ヤマハは前に出られなかった。だがそれ以上にホンダのスタートダッシュが速く、天候も相まってこれはもつれそうだという予感がビンビンの幕開けだった。

スリックタイヤでスタートしたチームが2つほどあるというアナウンスがあったときは無茶にも程があると思った。

 

そして最初のピットイン。天候も回復し路面が乾き始め、各チームがタイヤをスリックに変えてきた頃、カワサキやヤマハもピットでタイヤを交換。

しかし、ホンダがなかなかピットインせず。レインタイヤで引っ張る戦略をとったのかと思うが、空と路面状態を考えるとスリックにしてもいいんじゃないかとも思った。

 

結局ホンダもピットインでタイヤを交換したが、少々引っ張りすぎた感があり、スリックにしてからタイムがカワサキ、ヤマハから少々遅れ始めたのもあり戦略的にはちょいミスだったかなという結果論。

勿体なかったと言えばヨシムラ。タイムもトップ2チームと遜色なかったらしく、アクシデントにより早々に上位争いから脱落してしまったのが悔やまれる。

 

さて、ホンダが遅れ始めたことでトップ争いがカワサキとヤマハに絞られたわけだが、この争いがあまりにも熾烈でハラハラした。スプリントじゃないんだぞ。

 

ここまで見て、チームの力関係としてはヤマハとカワサキがツートップで、力量的にはほぼ互角。ミスをした方が負けるというシンプルな関係。ホンダはラップタイム的には少し遅く、ピットインの回数を減らすことができればなんとか…といった具合に見えた。

そうした中、カワサキが恐らくガス欠でピットに入り、コースに戻るのが遅れてしまうタイムロス。これによって3位に後退し、ヤマハが優位を取った。

単純な速さではホンダは厳しいため、この辺りでレースが落ち着き始めるかなと思った。

 

しかし、そこからアクシデントが多発。SCが何度も入り、しかも抜けようと思ったタイミングでまた新たなアクシデントが起こるという悪循環。天候も再び荒れ始め、レースが非常にカオスなことに。

カワサキもSC中に転倒してしまい、トップから完全に離されてしまった。大事には至らず、すぐに復帰できたのは良かった。

また、この流れの中で何度かホンダが詰め寄ったりもしたが、ヤマハのミス待ちという状態は覆せなかった。

 

結局ヤマハがそのまま逃げ切ったが、今回の優勝、そして4連覇の一番の要因は「大怪我をしなかったこと」であると思う。
カワサキもそうだが、スペックで並ぶことができるチームはいくつか存在する。
では、力量が拮抗しているとき、勝敗を分けるのは何か。

それはミスだ。

そして、ヤマハはとにかくミスをしなかった。細かいミスはあったのかもしれないが、それでも目立つ、大きなミスらしいミスはなかった。

逆に言えば、ヤマハの連覇が止まるときは大きなミスを犯してしまったときになるだろう。

2位のホンダはヤマハの次にミスをしなかったチームであり、今回が久々の参戦ということで次回にも期待が持てる。

3位カワサキは少々ミスが目立ったが、それでも高いパフォーマンスで危なげない表彰台。
すぐに復帰できる程度のミスで済んだのも要因だろう。

ヤマハの4連覇という結果に終わったが、5連覇を止められそうな材料も多々ある。来年もハイレベルな戦いが期待できそうだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です